YouTube動画の投稿をこれから始めようと思う方の中には、
動画のジャンルはどうしようかなあ…
こういう悩みをお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、YouTube動画に向いているジャンル、おすすめのジャンルを10個紹介しています。
もし自分の興味のあるジャンル、自分でも語れるぞ!というジャンルがその中にあれば、是非チャレンジしてみてくださいね。
YouTube動画には向いているジャンルがある
YouTubeの中には動画数は無数にありますが、「動画ジャンル」にわけて考えても大量のジャンルが存在しています。
それは自分用の記録動画や完全なる趣味の動画など需要を無視したジャンルも数多く存在するからです。
しかし、「収益化」考えた場合にはおすすめできる動画ジャンルは、その中のほんのいくつかに絞られます。
ここでは、動画の収益化におすすめのジャンルを以下の8つに分けて紹介します。
- エンタメ
- 教育
- 美容
- ファッション
- 旅行
- グルメ
- ゲーム
- 歴史解説系ジャンル
- ペット
- 切り抜き
これらのジャンルは
- 需要がある視聴者層が広く
- 広告単価が高い
というジャンルで、数も単価もとりやすい、正に動画コンテンツビジネス向きのジャンルです。
可能ならばここから選択して始めるのが収益化の近道と言っても言い過ぎではないでしょう。
それでは、❶から一つずつ紹介していきます。
1.エンタメジャンル
「エンタメ」ジャンルは、 幅が広い動画ジャンルです。
YouTubeにおける「エンタメ」ジャンルとは、例えば以下のようなものです。
- 音楽(歌ってみた・踊ってみた・弾いてみた)
- コメディ(実験・ドッキリ・コント)
- 演劇(シチュエーションドラマ・ショートムービー)
視聴者の興味を引く動画ならば、コンテンツに制限はありません。
動画ジャンルの中でも最もコンテンツに幅があるジャンルと言えます。
ただ、音楽ジャンルに関して言うと自作のトラック以外の「歌ってみた」などは、著作権の関係上収益にはつながりにくい傾向にあります。
2.教育ジャンル
「教育」ジャンル動画とは、動画上で特敵の分野について学習できたり、知識を得られたりするジャンルを指します。
動画を使った教材、講義、チュートリアル、家庭学習などを指し、幅広い年齢層や学習領域に対応します。
学校の勉強だけに限らず、資格や技能から運動やアクティビティなど幅広いものが教育コンテンツに含まれます。
例えば‥
- WEBコンテンツ系のハウツー
- DIYのはじめ方
- 歴史の学習
- 効率的な資格取得の勉強法
自らが特に詳しいジャンルが何か一つあれば、必ず自分以外にもその分野について知識を得たい人がいるはず。
「こんなものみんな知ってるよな…」とあなたが思う知識が、誰かの助けになるかもしれません。
3.美容ジャンル
「美容」ジャンル動画とは、その名の通り見た目の美しさ、かっこよさを高めるためのコンテンツを指しています。
例えば…
- スタイリング
- メイクアップ
- スキンケア
- ヨガ、ピラティス
これらのチュートリアルやトレンドについて情報提供するコンテンツは特に女性に人気があります。
広告単価も高く、企業案件も多い激戦区のジャンルではありますが、狙う市場を細分化していけばまだまだ穴はあります。
例えば…
- 童顔が大人っぽく見せるメイク
- くせ毛女性のスタイリング方法
- 乾燥肌のスキンケア
- 一日5分で美しくなる体操
こういった視聴者の属性を固定して動画を展開していくのはおすすめです。
例えば「くせ毛のスタイリング方法」を選べば直毛の男性は観ないでしょうが、くせ毛の女性は「これは私のためのチャンネルだ」と思ってくれるでしょう。
Instagramとのクロスプロモーション
美容ジャンルはその名の通り、「見た目の変化」を取り上げるジャンルです。
この特性を考えた時、SNSの中でもビジュアライズに特化したInstagramは美容ジャンルととても相性がいいので、YouTubeと一緒に始めるのがとてもおすすめ。
長尺の動画はYouTube、短い動画はリール動画という住み分けもできるので、相乗効果が期待できるでしょう。
Instagramのアカウントが育てばストーリーズでアフィリエイトをすることもでき、収益化にとっても役立ちます。
4.ファッションジャンル
「ファッション」ジャンル動画とは、服装、靴、アクセサリー、スタイルなどのコンテンツ群を指します。
具体的なコンテンツは以下のようなものです。
- 服装のコーディネートのアイデア
- 新しいトレンドのレビュー
- スタイルのアドバイス
- ショッピングのアドバイス
美容ジャンルと少し重なるところがありますが、狙う属性と価格帯には注意が必要です。
例えば10代女性を狙ったチャンネルでハイブランドの商品ばかりを紹介しても、参考にはできませんよね。
自分が取り込みたい視聴者層は、毎月服にいくらお金をかけているんだろうと想像することが重要です。
こちらも美容ジャンルと同様に、Instagramとの相性が抜群のジャンルです。
5.旅行ジャンル
「旅行」ジャンル動画とは、都市のローカルな魅力などを紹介するコンテンツを指しています。
派手なアクションやアクティビティよりも、雄大な景色や見たこともない文化を紹介する動画が人気を博しています。
具体的な内容は以下のようなものです。
- キャンプ
- ぶらり旅Vlog
- 観光スポットのレビュー
- 地方の名物料理
- 車中泊
- 地方都市移住
どのコンテンツに関しても、実際にかかった費用や上手な予約の取り方などを一緒に紹介すると喜ばれるでしょう。
普段から旅行が好き、という方はもちろん出張が多い方などにも向いているジャンルと言えます。
6.グルメジャンル
「グルメ」ジャンル動画とは、料理を作る、食べる、お店紹介など食べ物を扱うコンテンツを指しています。
具体的なコンテンツは以下のようなものです。
- 料理のレシピ
- 大食い動画
- 時短料理
- レストランのレビュー
料理が好きな人や食に興味がある人に普遍的な人気があります。
調理師の免許を持っている方や、新鮮な食材が手に入りやすい地方に住んでいる方などに向いているジャンルです。
7.ゲームジャンル
「ゲーム」ジャンル動画とは、ゲームのプレイ、紹介などのコンテンツを指しています。
具体的なコンテンツは以下のようなものです。
- ゲーム実況
- 海外ゲーム紹介
- ソーシャルゲーム攻略
- 新作ゲーム紹介
ゲームジャンルのいいところは、ゲーム自体がコンテンツとして既に成立しており、視聴者を飽きさせない点です。
反対に悪い点は、広告単価が低い、配信できるゲームに制限がある、などでしょうか。
8.歴史解説系ジャンル
日本、海外を含めて「歴史」ジャンルは根強いファンが多く、いつの時代も需要のあるジャンルです。
しかもジャンルとして優秀なのが、コンテンツ自体が既に確立されている為、一から創造しなくていいこと。
具体的なコンテンツは以下のようなものです
- 各時代に起こった出来事のまとめ
- 歴史上の偉人の功績の紹介
- 各時代の人々の暮らしや文化の紹介
さらに、このジャンルはコンテンツが確立しているジャンルということで「AI」との相性が抜群です。
なぜなら、AIは過去に実際にあったことについて調べるのが得意だからです。
AIを利用して以下のような作業をすべて任せることができます。
- 企画の立案
- 台本の作成
- 動画編集
全部じゃないか
1.企画の立案
歴史という「コンテンツが決まっている」ジャンルは、チャンネルのコンセプトから考えてもらいましょう。
ChatGPTのプラグイン「Web Pilot」や「Link Reader]などを利用することで、現存する歴史解説系ジャンルを視た後に需要の高いチャンネルコンセプトを立案してくれます。
2.台本の作成
企画タイトルを共有し、動画の台本を作成します。
まずは構成から書いてもらい、次に本文という順番がいいでしょう。
3.動画の編集
台本が出来上がったら、以下の手順で台本をVrewに読み込ませます。
- 新規で作成
- テキストから動画を作成
- 動画サイズの指定
- 動画スタイルの選択
- AI音声の選択
- 画像・動画の選択
- BGM素材の選択
これで一動画が完成です。全ての工程を合わせて5分もかかっていません。
もちろんクオリティを挙げる為には各工程で人の手を加える必要がありますが、土台を作るスピードとしてはダントツの速さでしょう。
5分ていくらなんでも早すぎないか
歴史解説系ジャンルの台本とAIの組み合わせは本当に有能
9.ペットジャンル
「ペット」ジャンル動画とは、ペットの動画、ペットのグッズ、ペットとの暮らしなどのコンテンツを指します。
具体的なコンテンツは以下のようなものです。
- ペットの訓練の仕方
- 日々のペットの仕草
- ペットとの旅行
猫や室内犬などペットとして飼っている人が多い動物から、トカゲや鳥類など珍しい動物まで需要の幅が広く、また特定の技能を必要ともしないので、飼っている方は参入しやすいジャンルと言えます。
ただし、極端な多頭飼いや動画の為のペットで飼育環境が劣悪な場合などはモラルとしても良くないですし、視聴者の評判を下げることにもなりかねないので注意しましょう。
10.切り抜きジャンル
1.~9.までのジャンルを包括的に網羅できるジャンルが、切り抜き動画ジャンルです。
投稿主に許可を得るのが前提ですが、自分が興味のある動画をそのまま自分のコンテンツにできるので、モチベーションも保ちやすいでしょう。
なおかつ今はAIの力で自分でほぼ編集をせずに切り抜き動画を作ることもできるので、タイパも抜群のジャンルになりました。
ツールと手順を紹介します。
AIで半自動切り抜き作成
ペースト後、言語を日本語(JA)に変更したら確定。
結果が表示されたら出力したいものを選んでクリップの右下にある
マークを選択。カットポイントの設定やテロップの挿入など、手動で編集することも可能です。
完成した動画をYouTubeなどのプラットフォームにアップして終了です。
これまでは自分で動画をすべて見た後にハイライトを探す手間がありましたが、今後はAIが見どころを教えてくれてテロップまで作成してくれます。
便利すぎるだろ
動画投稿にもどんどんAIの力が入ってきているね
トレンドのジャンルを探す方法
僕はとにかく早く稼ぎたいぞ
自分が得意なジャンル、興味や知識があるジャンルでチャンネル運営をするのがおすすめですが、中には「とにかく早く収益化したい!」という方もいるでしょう。
そういった場合は、「トレンドの動画ジャンル」で運営を始めるのがいいです。
これから需要が増える市場だと考えられるので、収益化への近道になるでしょう。
動画ジャンルのトレンドは市場で探す
YouTube運営は、外注を使っているプレイヤーがとにかく多いです。
理由は、ライティングやデザイン制作に比べ、遥かに工程が多いため。
つまり、実際に外注で募集されている動画ジャンルをリストアップしてカウントすれば、動画ジャンルの伸びがわかるということです。
実際に外注で募集されている案件を探すには、クラウドソーシングサイトを見るのが一番手っ取り早いでしょう。
動画案件を探す手順
メールアドレスだけで登録できるんだね
バイク系と海外反応系の仕事が募集されている
この検索を数十件程度やってリストにすれば、リサーチは完了だよ
ちなみにランサーズなどの他のクラウドソーシングサイトで既にアカウントを持っている方は、もちろんそちらで検索してもOK。
YouTubeジャンルについてよくある質問
この記事に関してよくある質問をいくつか紹介します
まとめ│需要の高い動画ジャンルで最短で収益化を目指そう
ここまでYouTube動画市場において需要の高い動画ジャンルを紹介してきました。
メジャーなジャンルはライバルが多いからニッチを攻めたい…!という方もいらっしゃるかもしれませんが、需要が高い=既に市場があるということです。
市場を一から開拓するよりも既に市場が出来ているところに参入する方が近道であることは間違いありません。
またジャンルにプレイヤーが多くても、ここまで紹介した通りコンテンツの内容や切り口で差別化できる余地はまだまだあります。
もし今回紹介した中に自分に合ったジャンルがあれば、さっそく動画投稿をはじめてみましょう。
動画投稿の手順はこちらの記事で紹介していますので、是非参考にしてくださいね。