【空き時間を売る?】スキルシェア系副業の解説と始め方まとめ

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この記事を書いたひと
  • 大手税理士法人管理職
  • ファイナンシャルプランナー資格有
  • 開業、M&A、税金、事業運営その他全部おまかせ
和菓子大好き
おだんご

10年以上いろいろなビジネスの財務コンサルタントをしてきた経験から、様々なビジネスの「仕組み」について解説します

この記事で解決する悩み
  • スキルシェア(シェアリングエコノミー)ってどんな副業?
  • スキルシェアのはじめ方が知りたい
  • スキルシェアで稼ぐコツを知りたい

この記事では上記についての悩みに答えるべく以下の項目について一つずつ解説していきます。

  1. スキルシェア(シェアリングエコノミー)とはなにか
  2. スキルシェアの案件の種類
  3. スキルシェアのはじめ方
contents

スキルシェア(シェアリングエコノミー)ってどういう仕事?

スキルシェア系副業とは、その名の通り自分のスキルを売ってお金を稼ぐ副業です。最近では「シェアリングエコノミー(経済活動の共有)」という呼ばれ方をすることもあります。

仕事内容としては、自身のスキルを活かして勉強やパソコンを教えたり、ビジネスのお手伝いをしたり、転職や恋愛の相談相手など多種多様です。

だっくす

スキルの定義がかなり幅広いね

おだんご

幅広いジャンルの仕事があるけど、求められるスキルのクオリティは最高水準という訳でもないよ

スキルシェアという名前ではありますが、中にはゲームの相手をしたり、話し相手になったり、一緒にご飯を食べることで稼いでいる人もいます。

つまりスキルシェア系の副業は「空き時間を売る」という表現ができるかもしれません。

「時間」さえあれば、特別なスキルが無くても稼ぐことができると言えるでしょう。

また、お金を稼げるだけでなく仕事をすることを通して自分のスキルアップに繋がったり、やりがいを見つけられる副業としても近年人気が高まっています。

スキルシェアのメリット

スキルシェアのメリットについては大きく以下の3点です。

  1. 初期費用がかからない
  2. 空き時間が有効活用できる
  3. 趣味、特技が生かせる

初期費用がかからない

スキルシェアサービスのサイトの登録はいずれのサイトも無料です。

売上の一部を手数料としてサイトに支払う必要がありますが、”売上が上がる前にお金がかかる”事は一切ありません。

初期費用が一切かからないので気軽に始める事ができます。

興味のある内容で”とりあえず登録だけ”でも問題ありません。

空き時間が有効活用できる

スキルシェアは、正に「空き時間を有効活用することができる」副業です。

対面だけでなくオンラインやメールなど、形式は自由に選択できるのでたった30分程度からでも始められます。

というよりも、スキルシェアで主に募集されている仕事は「オンライン相談」です。

対面だと居住地の制限やスケジュール調整が問題になりますが、オンライン相談であれば時間や場所を選ばず相談対応が可能なので一石二鳥ですね。

趣味、特技が生かせる

先ほど少し触れましたが、需要は本当に多種多様です。

どんな趣味、特技でもアピール次第で仕事になる可能性があります。

しかもスキルのクオリティが別に最高でなくても、ジャンルによってはきちんと需要があるので、今まで趣味でしかなかったものでも仕事にできるチャンスがあります。

ただし、珍しいスキルでサービス内容がわかりにくかったり、競合の多い内容の場合は他の人と差別化できるようなアピールポイントが無ければ販売数は伸び悩んでしまいます。

できるだけ細かくわかりやすく、アピールするように心掛けることが必要です。

スキルシェアのデメリット

スキルシェアは手軽な副業ですが、手軽な分次の様なデメリットもあります。

  • 手数料が高め
  • 競合が多い
  • 名前出し、顔出しによるリスク
  • 認識の違いによるクレーム

手数料が高め

一般的にスキルシェアの案件は特定のプラットフォーム上で募集されていることがほとんどですが、プラットフォームを利用する場合には売上の15%~25%ほどの手数料が差し引かれます。

例えば1,000円を売り上げた場合でも、250円ほどが引かれて入金されるということになります。

ツイッターなどで個別のやりとりをして仕事を受注することも可能ではありますが、はじめてスキルシェアに取り組む方は信頼がまだ無い状態なので、突然DMから仕事が舞い込むというケースは稀でしょう。

最初は手数料がかかったとしてもプラットフォームを利用して始めるのがおすすめです。

おだんご

後でおすすめのプラットフォームをいくつか紹介するよ

競合が多い

さきほど紹介したメリットの反対ですが、登録自体が簡単に出来て、様々なジャンルのプレイヤーが既に市場に出ているので、自然と競合は多くなります。

そして同じサービスをしていれば当然、受注は「経験の多い人」に集まりやすくなります。つまり先行者利益がかなり強いという面があります。

ただ、それでも市場の穴はまだまだ無限にあります。

簡単なスキルの提供だとしても特色を前面に打ち出したプロフィールを記載したり、スキル自体の付加価値を高めたりと工夫をすれば、稼ぐことは難しいことではありません。

名前出し、顔出しによるリスク

スキルシェアで集客することを考えた場合、名前や顔を出すことで信用度が増す効果があります。

しかし、当然ながら相談者は最初から顔や名前を出すケースは稀です。相手の身分がわかりにくい以上、犯罪などのトラブルに巻き込まれるリスクは否定できません。

特に女性の場合、フルネームを使わない事や、対面形式ではなくオンライン形式にするなど自身できちんとリスク回避を行う必要があります。

認識の違いによるクレーム

スキルシェアサービスで提供されるサービスは、全般的に本物のプロフェッショナルということは少ないのが実情です。

技術のクオリティよりも「誰かに話を聞いてもらいたい」という需要の方が市場に多くみられます。

ただし、お金をもらっている以上、提供できるサービスと購入者が期待したサービスに差がありすぎる場合、クレームに繋がる事もあります。

絶対に一件もクレームを避けるというのは実際のところ運の要素もあり難しいです。

しかし、「避けられるクレーム」は回避するにこしたことはありませんので、提供するサービスの内容については出来るだけ正確に詳細に記載するようにしましょう。

だっくす

アピールも大事だけど情報の正確さも重要…結構バランスが難しそうだね

おだんご

そうだねえ、正直”盛って”書くのは必要だと思うけど嘘にならないように気をつける必要はあるね

どんな「スキル」が売買されているの?

引用元:タイムチケット

では実際に、どのような「スキル」が売買されているのか詳しく見ていきましょう。

以下に挙げた「スキル」はスキルシェアサービスの大手「タイムチケット」というサイトで実際に募集されているカテゴリを抜粋したものです。

主なスキルシェアのカテゴリ

占い/恋愛/婚活/心の悩み/カウンセリング/生き方/コーチング

家族関係/夫婦生活/お金/副業/フリートーク/雑談

起業/マーケティング/集客/コンサルティング/ネーミング/記事制作

事務/サポート/アプリ/システム開発/サイト制作/Webデザイン

デザイン/ロゴ/イラスト制作/映像/音声/ナレーション

就職/転職/教育/受験/家庭教師/語学/翻訳/通訳

おてつだい/作業/楽器レッスン/料理レッスン

美容/ダイエット/食事管理/トレーニング

写真撮影/イベント/パフォーマンス…etc

だっくす

いや想像の10倍多いっ!

おだんご

しかもあくまで主に、だからね。これで全部ですらないから…

シェアリングエコノミーとも呼ばれる所以がこれです。

つまり「経済活動の共有」ということですが、スキルの有無に関わらず、雑談が全くできないという人は多くはないでしょう。

ここまでのお話でなんとなく「スキル」という単語に引っ張られて難しい副業と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、スキルシェアは本当にお手軽に始められる副業です。

ただ、稼げるかどうかは「始めたか始めてないか」の違いです。

例えば「おてつだい」の中には「一人で行きにくい場所への同行」といった内容の案件もありました。

ということはつまり、話す必要すらない案件があるということです。

きっとあなたの想像よりもたくさんの仕事が募集されているはずですので、サイトを一度覗いてみるのをおすすめします。

あなたが何気なくやっている事でも、それが誰かの役に立つ可能性があるかもしれませんね。

スキルシェアってどれくらい稼げるの?

こちらでも「タイムチケット」を例に挙げて目安についてお話します。

タイムチケットの場合主に案件は「チケット」と「コンテンツ」に大別されます。

「チケット」の値段

「チケット」はサービスの提供者(ホスト)の時間を買う案件で相談やアドバイスなどのサービスを受けられます。

一方で「コンテンツ」は、ホストのスキルや情報を買う案件で、ホストとリアルタイムで面談するのではなく予めて用意されたスキルや情報を応募者が買う形のサービスです。

「チケット」案件の設定金額には下限・上限があり、販売未経験の場合は最低1,000円~最高10万円/時間、販売経験がある場合には最低5,000円~最高100万円/時間となっています。

「コンテンツ」の値段

「コンテンツ」は最低1,000円から販売することが可能です。

稼げる金額は幅がありすぎていくらからいくらと言うのは難しいのですが、はっきり言って単価はかなり高い副業であると言えます。

「コンテンツ」は情報者スキルに価値がないと中々売るのが難しいのである程度の専門性が必要ですが、「チケット」であれば先ほど紹介したようなスキルの要らない依頼もあるので、チャレンジする価値はあるでしょう。

スキルシェア(シェアリングエコノミー)のはじめ方

では、実際にどのような流れで時間を販売するのか見ていきましょう。

ここまで何度も出てきた「タイムチケット」を例にとって簡単に流れを紹介します。

  1. 個人情報等を入力して会員登録
  2. タイムチケットを発行(時間や価格、内容の登録)
  3. 購入者からの申し込み通知
  4. オンライン上で日程調整を行う
  5. 実際にサービスの提供を行う
  6. 24時間後に売上が反映されるので出金申請
  7. 手数料を差し引いた報酬額が振り込まれる[

会員登録はメールアドレスさえあればすぐに完了できます。

上記のようにハンドルネームや性別、生年月日を入力するだけですぐに会員登録は完了です。

手順の中で最も重要なのは「2.のチケット発行時の内容登録」になります。

これは言わばあなたの提供するスキル(サービス)のプロフィールになります。

「プロフィール」が最も重要

似たような内容のサービスが多い場合、他者と差別できるようなアピールポイントを探して記載する必要があります。

他者との差別化と言っても、全く一から書くのは難しいと思いますので最初はあなたが提供したいスキルのジャンルの中で人気のチケットやコンテンツのプロフィールを参考に記載するのが良いでしょう。

もちろんコピペは絶対にNGですが、構成や装飾など、参考にできる点は沢山あると思います。

おだんご

先にコツを一つだけ挙げるとするなら、「箇条書き」をきちんと使うことだね

だっくす

たしかに、ずっと文章だけで長々と説明されると読む気が失せちゃうかも…

オススメのスキルシェアサービスサイト

スキルシェアサービスの例としてここまでタイムチケットを多く例に挙げてきましたが、それ以外にも多くのサイトがあります。

同じスキルを提供するにしても、入口は多いにこしたことはありません。

ただ、サイトによっては全くそのジャンルによって需要がないということもあり得ますので、まずはサイト内で色々検索してみるのがおすすめ。

また、複数サイトに登録をしていても管理するメールアドレスさえ統一すれば応募を見逃すこともないので、自分の提供するスキルのジャンルがサイトにあるのであれば、複数サイトに登録することにデメリットはありません。

ここでは有料サイトとして太鼓判を押せるスキルシェアサービスのサイトを5個ご紹介します。

1.タイムチケット

タイムチケットは、「チケット」及び「コンテンツ」という形でスキルを販売できるサイトです。

かなり大手のスキルシェアサービスで提供されているスキルのジャンルも数多くありますが、他のサイトに比べ、サービスの提供者(ホスト)が提供するクオリティは少し高めな印象です。

ライバルが強いことは一見デメリットですが、提供されるスキルのクオリティが高い分利用者も多いことは有利な点でしょう。

また一方で、相談系や同行系のスキルが必要のないジャンルも人気が高いので、幅広い「ホスト」に人気のサイトになっています。

利用者が多い分といってはなんですが、手数料は一律27%と少し割高になっています。

2.ANYTIMES

ANYTIMESは、日々の生活の「おてつだい」に特化したスキルシェアサービスです。

エニタイムの特徴は、他のサイトによくある「オンライン型」がないこと。

あくまで「生活のおてつだい」をするためのスキルシェアサービスなので、対面型のみの取り扱いになっています。

依頼内容は、買い物代行や家事全般などが多く、利用者も主婦の方や共働き家庭の女性が多い印象です。

価格帯は数千円のものがほとんどで、あまり高額な案件がない分誰でも気軽に応募ができる気軽さがあります。

手数料は15%となっており、他のスキルシェアサービスの中でもかなり低めに設定されてます。

オンライン型がない分居住地の制限があるのが難点ですが、人口の多い都市に住んでいる方にはおすすめのサイトです。

3.スキルクラウド

スキルクラウドは、占いジャンルが特に人気の高いスキルシェアサービスです。

スキルクラウドの特徴として、スキルシェアの方法に一般的な「オンライン型」、「対面型」の他に、場所を借りてセミナーのような形で提供する「教室型」のスキルシェアが可能になっています。

複数の方に講義するのに慣れている、という方は利用を検討してもいいかもしれません。

価格帯としては、0円~3万円程とそれほど幅は広くありませんが、その分求められるスキルのクオリティがプロレベルということはないので、初心者の方でも参加の敷居は低いサイトになっています。

手数料は一律25%になっています。

4.SKIMA

SKIMA(スキマ)は、イラストやマンガ制作などに特化したクリエイティブ系のスキルシェアサービスです。

イラスト販売は、主にキャラクターの制作などを請け負い、目的別に1,000~30,000円程で販売されています。

アイコンなど顔だけ、もしくはバストアップのものは単価が低く、全身絵など工数が多いものは当然ながら単価が高くなっています。

イラストが制作できなければいけないので誰でもすぐに参加が可能なサイトではありませんが、これまで趣味で絵を描いていた方などにはおすすめのスキルシェアサービスです。

スキマの手数料は売上金額に応じて10%~20%の間で変わり、高ければ高くなる程、手数料率は低くなります。

金額手数料
2万円以下20%
5万円以下15%
5万円超10%

5.ココナラ

ココナラは、国内最大手の総合型スキルシェアサービスサイトであり、クラウドソーシングサイトです。

170万人以上の会員数と圧倒的な会員数、利用者数を誇っており、スキルのジャンルも多種多様、200種類以上のカテゴリが存在します。

言わば、スキルシェアサービス界の総合商社で知名度もすべてのスキルシェアサービスサイトの中で最大でしょう。

価格帯も500円から数十万円のものまで幅広く、求められるスキルレベルも千差万別にあるので、初心者が参入する敷居も低いのが特徴です。

占いや悩み相談、オンラインレッスンなど時間制のスキルシェアもあればデザインや動画編集などクラウドソーシング系の売り切りのスキルも数多く募集されています。

まず最初はココナラに登録しておけば間違いないと言っても言い過ぎではないでしょう。

手数料は一律25%になっています。

空き時間販売についてよくある質問

おだんご

この記事に関してよくある質問をいくつか紹介します

空き時間販売って具体的にどんな仕事ができるのですか?

スキルシェア系副業では、自身のスキルや知識を活かして他人にサービスを提供することができます。例えば、プログラミング、デザイン、ライティング、翻訳、料理、音楽レッスン、フィットネス指導など、多種多様なスキルを提供できます。

空き時間販売での収入はどれくらい期待できますか?

スキルシェアでの収入は提供するスキルや需要によって異なります。初めての段階では収入は限定的かもしれませんが、継続的に提供し、評判を積み上げれば収益を増やすことができます。目安として月々の収入が何千円から数万円になることがあります。

空き時間販売で提供するサービスの価格はどのように設定すべきですか?

サービスの価格設定は提供する内容や競合他社によって異なります。自分のスキルの価値を正当に評価し、市場価格に合わせて価格を設定しましょう。また、初めての段階ではリーズナブルな価格でスタートすることもおすすめです。

空き時間販売を始めるための最初のステップは何ですか?

空き時間販売を始めるための最初のステップは、適切なプラットフォームに登録し、自分のスキル、経歴、提供するサービスについて詳細に書いたプロフィールを作成することです。その後、提供できるサービスをリスト化し、クライアントを引き付けるために宣伝やプロモーションを行いましょう。

空き時間販売で成功するための秘訣は何ですか?

成功するための秘訣は、高品質なサービス提供とプロフェッショナリズムです。クライアントとのコミュニケーションを重視し、納期を守り、顧客満足度を向上させることが重要です。一見当たり前のように聞こえるかもしれませんが、意外とできていない人が多いものです。

この記事のまとめ【未経験でもスキルが無くても気軽に始められる!】

この記事に書いてあったこと
  • スキルシェアとはなにか?
  • スキルシェア案件の種類
  • スキルシェアの具体的なはじめ方
  • おすすめのスキルシェアサービスサイト
だっくす

とにかく手軽に今すぐ始められる副業ってことがわかった

スキルシェアはスキルがあれば稼ぎが増える可能性は高まりますが、スキルが無くても雑談をしたり、お店に一緒に行くだけで稼いでいる人もたくさんいます。

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この記事を書いた人

おだんご おかねに詳しいねこ。

ねこの皮をかぶった財務コンサルタント。
FP資格所有。

300件以上の企業、個人事業のコンサルを担当。

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